一昨日、玄関ドアのハンドルにレジ袋が吊るされていた。
10日以上前になるが、近所の農家から「トウモロコシが食べられるようになったら、玄関に置いとくネ」と言われていたのだった。
孫がトウモロコシ好きなので、毎年、当の農家から購入して届けるのだ。
「もしもし、トウモロコシが出来たよ! 次の日曜日に行こうと思うけど、居る?」
昨夜蒸かしたトウモロコシをアルミホイールに包み、農家に立ち寄って朝取りを購入して孫たちが待つ多摩に向かった。
実は、多摩に来る目的はトウモロコシでは無い。
数日前に、息子の嫁さんの母親から、息子夫婦のことで電話を貰ったのだ。
「心配で、眠れなくて・・・。 1年も前からなんですけど・・・」
ひとり親であり娘の母親ともなれば、男の僕には気付かないことも在ろうし、「ご心配をお掛けして申し訳ありません」と、一先ず言うと、「お話しして、少し気が落ち着きました。」
なので、息子家族と近くのデパートの飲食街で昼食となり、息子が2才の孫と先に席を立ったタイミングで息子の嫁さんに言った。
「○○ちゃん! お母さんから聞いたよ。 兎に角、夫婦のことは夫婦で解決すること。 僕らが出来ることは精々金銭的なことで、意見は余計なお世話。 ○○ちゃんの口座に送金するけど、どうするかは○○ちゃんが考えて! 僅かだけど、お金が在れば、落ち着ける-と思う。 生きて行くと色々なことが起こるけど、取り敢えず心を落ち着かせることが重要だから・・・。 それから、お母さんには他愛ないことでも相談してね! だけど、金銭のことはダメ!」
息子の嫁が我が子となってくれるようしたいが、娘を育てた経験が無い僕にはさっぱり解らない。
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