「昨日は、2センチほどの雹が降ったので心配したんだが、オリーブは大丈夫だったですよ!」蕎麦屋「山富貴」に行くと早々に伊藤氏が言う。
東松山市付近に居た頃、確かに遠雷が聞こえたし、ぽつぽつとフロントガラスに雨粒があたってはいたが、雹などは降らなかった。
いつもの席で新聞を読んでいると、「今日は、“挽きぐるみ”ですよ」
「はい! 有難うございます。 いただきます」
手拭きタオルで手を拭き、割り箸を手にしながら運ばれた膳に目をやると、“挽きぐるみ”の脇には「鮎」が在った。 そばの実のあんかけ鮎だ。 それに、箸休みはいつものそば茶のゼリーでは無く、玉露茶ゼリーだ。
挽きぐるみをほぼ汁に浸けずに食べ終えて、猪口に蕎麦湯を入れてから鮎に箸を入れた。
骨を全く気にせず、丸ごと食べた。 初物だったので、女将さんに礼を言った。
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