そう言えば、あれは春の中頃だった。 「高橋さんちで植えたので、私もマルチを買って来てじゃがいもを植えたのよ」と、言っていたことを思い出した。
いつものコーヒー店「ほっと」で休んでいると、隣の富沢さんがやって来た。
富沢さんの座る席はカウンター席で、店主とジャガイモ掘りの話になり、会話の中に入った。
「小さいジャガイモは、どうされるんですか?」
「この間は郵便局の方にあげたんですけど、誰も食べないんで在るんです」
「僕は好きなんですよ。 油味噌炒めにするんです」
ジャガイモの「ジャガ」って、何でしょう? 南米生まれのジャガイモの日本までの道のりは、オランダ船に乗ってジャワ(ジャカルタ)経由で入ったことに由来するらしいが、公的には「馬鈴薯」だ。 中国語と同じなのだが、読み方は「マーリンシュー」だそうだ。
子供の頃は、「ジャガタラ」と言っていたことを思い出したが、カロリーが少なく、ビタミンCが豊富で「畑のリンゴ」と言われている。
と、言う訳で、今日はジャガイモの油味噌炒めを作った。
先ず、小芋を洗い茹でる。 その間に、ネギ(1本)をみじん切りし、ニンニク1片を摺り、小松菜を千切りし、味噌と砂糖を用意。
5,6分で茹で上がるので、鍋にサラダオイルを敷き、茹でた小芋を入れてニンニク、ネギと砂糖、味噌を入れて炒める。
インカ帝国やマチュピチュでも食されていた芋。 南方系の食べ物が、日本では北海道で花が咲いた。 サツマイモが唐芋、琉球いもとして南から入ったのと対照的だ。
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