1989年1月8日。 僕が47歳の正月7日だが、昭和天皇が崩御され、官房長官の小渕恵三氏が「平成」と書かれた色紙を掲げた映像がテレビに映った。
その日から「平成」が始まったが、当初は文字にするときに書き難さを覚えた記憶が在る。
それから29年、83歳。 今でも年間1000件ほどの書類に署名押印し、200回位の行事に出席する等々、天皇としての役割を全うし、国民の信望は揺るぎない。
75才の僕には想像も出来ない忍耐力、人間力だ。 否、人間力では無く、神の域と言うべきだろう。
ようやく、「退位等に関する特例法」が可決した。
生身の者なら、ガマンの域をとっくに超えて、「何をやっているのだ! 俺は休みたいのだ!解ってくれ!」と、当たり散らすだろうが、やはり、その面でも「神」なのだろう。
下々の悪態を許し、退位後は人間になって楽しんでください。 上皇后となられる美智子さまとTV番組に出演して下さい。 それも、お笑い番組なんぞに出られたら、国民レベルでは最高の証が贈れます。
今でも「昭和」を懐かしみ思い出すのだが、「平成」を表現出来る方は明仁天皇御夫妻しか居ないのではないでしょうか?
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