独り善がり

 昨日のテレビで「それだめ!」とか言う番組で、蕎麦屋でのそばの食べ方を指南していたのだが、先ずはもりそばの食べ方で、基本は真ん中部分から箸を入れ、次に左側から5,6本位づつ箸で取り上げるのでは無く、15センチ程度持ちあげたら一旦横に蕎麦を持って行き、長い蕎麦の中ほどに箸を入れ直し食べ易くして、汁を付けづに食べる。 そばの味、甘味・旨味を堪能するのだ。

汁を付けずに数回食べても旨味・甘味が感じないときにはワサビを取り、わさび味で食べるのだが、この時は「この店のそばは美味しくないのでワサビ風味でガマン」と言うことだ。

 それに、エビの天ぷら蕎麦の食べ方マナーとして、食べ始めたエビを途中でやめる時に、皿に戻すのでは無く蕎麦の丼に入れたのだが、元々丼に入っていたものなら丼に戻すのであって、別皿で出されたのなら食べ易く切って貰うべきで、例え汁入り蕎麦であろうと、天ぷらを丼に入れると天ぷら味になってしまう。  丼に最初から天ぷらが入れてある場合、通常、蕎麦や出汁の味を邪魔しない良い油を使用するのだ。

などと、固執してしまうのだが・・・

 今日は昼飯を「去来庵」にした。

「娘が築地(市場)に知人が居て、カニを頂いて来たものですから・・・」と言って、カニの炊き込みご飯が出て来た。

そして、先日の山菜の話になり、

「あたし(私)は、(ジャムに使う)イタドリも自分で取ったイタドリで無くてはダメなんです・・・」

他人が取ったもの(材料)では、ジャムづくりの性に合わない-らしい。

趣味なので、マイペースでやりたいのだそうだ。

皆で作ったら-と、思った僕は、独り善がりなのだろう。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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