今日も蕎麦屋「山富貴」に行った。
何時ものように、二人用のテーブル席に座ると、店員が「会長が、今日は"挽きぐるみ”で如何でしょうか(?)と・・・」
「ええ、お願いします!」
ここまではルーティーンだ。 会長が、その日打った蕎麦の中から一番良かったものを出していただくのだ。 「挽きぐるみ」を食べていると、女将がやって来た。
「いつも、有難うございます。 これ、はちくなんですけど・・・あたしが作ったんですよ。」
「はちく(?)・・・ですか?」
「はい はちくです。 向かいのJAの直売所で売っていると思いますよ・・・」
直売所には無かったが、近くのスーパーに淡竹は在った。
いわゆる、「破竹の勢い」の"はちく”だ。
日本には、600種余りの竹が在ると言う。 孟宗竹、真竹(まだけ)、支那竹は知っていたが、淡竹は知らなかった。
真竹は、節に輪が二つ在り弾力性に優れるため、竹細工や建築材に使用されるが、孟宗竹は食用がほとんど。
「破竹の勢い」は三国志の中の故事に言われている言葉だが、竹はアジアの温帯・熱帯地域に分布しているが、ヨーロッパやアメリカにはほとんど無い。
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