水清ければ

 今日の日経朝刊「Everyday Science」で、「瀬戸内の明石沖での異変」を次のように取り上げた。

「明石沖は全国有数の漁場なのだが、漁獲量の凡そ3割を占めていた「イカナゴ」は、2000年代前半までは年間15,000~30,000トン程度だったが、近年は2,000トンを下回る。

又、全国上位の生産量を誇る「海苔」の養殖も、2,000年頃から黒く色づかない「色落ち」が続いている。 イカナゴは、夏は砂に潜って夏眠し、冬に産卵をする。

夏眠に入る前に栄養分を蓄える必要が在るのだが、1990年代後半から肥満度が低下している。  1匹当たりの産卵量も、30年前から30%減った。  栄養分不足に陥っている恐れがある。 兵庫県の水産技術センターは、2015年度から5年間の現地調査で、イカナゴの稚魚シンコの漁獲量と海水中の窒素などの濃度に明確な関係が在ることを明らかにした。

思い当たることが1つ在る。  排水規制だ。 技術センターの反田技術参与は、『海域の貧栄養価がイカナゴの減少や海苔の色落ちの原因と考えられる』と話す。

ほどほどの窒素やリンは海の肥やしとなっているのだが・・・」

 瀬戸内の沿岸都市は、生活用水や工場排水を規制強化で、「きれいな海」が進み-それまでは森や平地の栄養分が川を通じて海に流れ込む仕組みが在ったが、「豊かな海」は・・・

「水清ければ魚棲まず」

国の事業「地方創生」や「go toトラベル」でも不正受給が発覚した-

故に、事業をストップするのでは無く、需給実態を公表し、事業の「見える化」透明化が重要だ。

 今年度のJLPGA女子プロゴルフ最終戦の結果、今年の賞金女王に稲見萌音がなった。

10月からは腰痛でマスターズGCレディースでは、「歩くのもツライ」と途中棄権。

試合前に痛み止めを服用して乗り切った。

「振り返って見ると、今年2回、心が折れています。 1回目は、宮里藍サントリーレディース。単独1位で出たが、逆転負けで2位。 その後、2連続で予選落ち。 2回目は10月のマスターズGCレディース。歩くのもつらく途中棄権。 それでも、『一番の立ち直り』は良い成績を出すこと」との感想。

 


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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