今日のNHKのラジオ番組「ごごらじ」を聴いていると、方言についての投稿が読まれた。
パーソナリティは仙台生まれの杜(もり)けあきだ。 東北出身で宝塚歌劇団の男役トップスターだった女性で、暫く前からNHKラジオ番組のパーソナリティでも人気だ。
それ故か(?)「ごごらじ」のブログ番組「方言あればこそ」で、杜さんの出身地宮城の方言「おがる」が出た。 「おがる」とは、北関東では「ほきる」と言う。
「ほきる」って、何?
僕が子供の頃は、日常的に「ほきる」と言ったが、具体的に言うと、「(木の)枝が大分ほきたから、剪定しようか・・・」などと使う。
そう、「ほきる」とは「成長する、大きくなる」ことを言うのだ。
地域社会で意思疎通出来る言語。 話し言葉だから、そこには生活が映し出されるが、長い年月の内に変化もする方言。
現役時代、秋田に赴任した折、湯沢でお年寄りと会話をしたが、ほとんど理解出来なかったことを思い出す。
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