「昼飯は蕎麦屋」と決め込んでいるのだが、最近、火曜日は悩む。
実は、先週も行ったのだが、日高市の「去来庵」の店主や客との会話が楽しいのだ。
店主の趣味は陶芸で、店内で使用している器は全て自作。 店も陶芸作品を展示するためにオープンしたのだが、来客との会話を楽しみたくてコーヒーを出すようになったとのこと。
今日訪問すると、先客が居た。 出身は埼玉らしいが関西地域での生活が長く、退職後は趣味の木版画を勉強し、現在は入間市に住み、彫るのも摺るのも一人でやるのが主流だと言う。
やがて、ご婦人3人連れが来て、店主に「これ、持って来たわよ。」
蕗(ふき)と柚子だと言う。
「蕗を頂きに行ったら、柚子も頂いたのよ。」
緑の葉と柚子2個が付いた枝なので、思わず、「お聞きしますが、保存されていた柚子ですか?」
「いいえ。 柚子の木になっていたのを頂いて来たんです。」
「ほんとですか? 失礼ですが、どこですか?」
「毛呂山です。」
「えェ?」
「エーデルワイスゴルフ場の前を通って、T字路を左折してしばらく行った処・・・」
やがて、店主が柚子を持って来た。 「一切柚子(いっさいゆず)と言うらしいの・・・」
帰宅後、兄宅に行った。
「一冬越して、柚子が木から採取出来る?」
「うん! 滝の入の串田さん家とか、阿諏訪だったら大野さん家なら大丈夫だよ。 霜が降らないから・・・」
一切柚子は花柚子とも言って、普通のゆずの半分程度の大きさで、表面がごつごつしている。
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