「山富貴」の玄関に入ると、目の前にはいつも季節の花が飾って在るのだが、今日は小さな柿のような実がたくさん付いている鉢植えの木が在り眺めていると、女将が来た。
「これ、『ロウヤガキ』と言って、花園(深谷市)の農家さんから借りて来たんです・・・『ろう』は漢字で老人の『老』、『や』は『爺さん』の『爺』で、『かき』は『柿』です」
「そうですか・・・原産地は何処ですかねえ・・・中国かなあ・・・」
そう言いながらホールに入り新聞を見ていると、盆が来た。
「今日は、(付け足しは)松茸です! 香りは如何ですか?・・・」
「おぉ♪(ノ)’∀`(ヾ)、頂きます!」
確かにマツタケだ。 だが、余り香りが無いゾ・・・ 国産では無いのかナ⁈
同じには、焼いてくれた方が良かったナァ・・・
贅沢言うな! 「挽きぐるみ蕎麦」代しか払っていないんだぞ。 「ご馳走様!」
「ほっと」でコーヒーを飲み、日高市の大谷沢に行き、青パパイヤ畑の写真を撮り、小川町の埼玉伝統工芸会館の和紙工房で作ったカレンダーを購入して帰宅した。
「ろうやがき」の原産地は中国で、「老鴉柿」と書くらしい。 渋柿なので食用では無く、観賞用特に盆栽で楽しむらしいが、奈良・平安の時代に輸入されたのだろうか、江戸時代なのだろうか・・・
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