まさか!

 渋野日向子選手が、「まさか!」のプレーオフで逆転優勝した。

最終日の今日、ぺ・ソンウと首位の7アンダー同士でスタートし、11番ホールでバーデイを獲ったぺ・ソンウが1打リードして15番ショートホールまで進んだ。

15番は共にワンオンしたが、バーデイを狙った渋野のボールは1.5m以上オーバーし、返しのパッドも外してボギー、2打差となった。

 今日のぺ・ソンウの手堅いショット、パットから、「今日の渋野は優勝無し!」とTV番組を消し、投票所に向かった。

帰宅し改めてTV番組スイッチon、すると映像は18番ロングホールのスタート画面。

ここで渋野は2オン2パットのバーデイだったが、ぺ・ソンウは手堅く3オン狙いでパーパットを1m残した。  最早これで終わりか(?)と思われたぺ・ソンウのパーパットは、外れたのだ。  ぺ・ソンウが意図的に外した-かと思うくらいの場面だったが、2打差が一気に追い付きプレーオフ。

 プレーオフ18番ホールのぺ・ソンウのティ-ショットはフェアーウエー、渋野もフェアーウエーにナイスショット。  

勝負は、残り200ヤード強の第2打ショット。

3ウッドで打ったぺ・ソンウの第2打はギリギリon。 

渋野も3ウッドだったが落ちた処がバンカー右側のグリーン手前。 落ちたボールはピン方向に跳ねて転がり、ピンの2.5m手前、イーグルの絶好チャンスの位置に止まったのだ。

ぺ・ソンウのパットはピン2m手前だったが、渋野はイーグルパットを決めた。

 3週間前のスタンレーレディースでも、渋野とのプレーオフで負けたぺ・ソンウだが、スタンレーレディース同様、ぺ・ソンウは勝った渋野をハグして祝福したのだ。

渋野選手の「優勝」は喜ばしいが、勝敗は勝敗として、渋野が「1位2位の賞金を2分しよう!」と提案し、互いのゴルフを祝福したら、ゴルフの歴史に残る素敵な大会になった-と思ったが、「まさか!」は一度だけだった・・・

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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