我が町の議会議員政治倫理条例

 僕の住む町に議会議員政治倫理条例なる法が2年前に制定された。 議員たちが自らを自制しようと、「住民全体の代表者として誠実かつ公正に職務を遂行し・・・その権限又は地位による影響力を不正に行使して、自己または特定の者の利益を図ることの無いよう必要な事項を定め・・・」公正で民主的な町政の発展に寄与しようと制定されたのだが、ハナから守らない議員が居るのだ。

 条例の5条1項に、「議員が役員をし、若しくは実質的に経営に携わっている企業又は議員の配偶者、若しくは2親等以内の親族が経営している企業は、地方自治法第92条の2の規定の趣旨を尊重し、町民に疑惑を持たれないよう、町等との請負契約等を辞退するよう努めなければならない。 但し、災害等特別な理由が在るときは、この限りでは無い。」

とし、その3項で、「第1項の規定に該当する議員関係者又は議員関係企業が同項の規定により辞退するときは、議長に辞退届出を提出するものとする。この場合に於いて、議員関係者又は議員関係企業は、関係する議員を通じて提出するものとする。」

としたのだが、該当する議員が複数いながらも、「・・・不正が出来ない入札行為に対して、町民に疑惑を持たれないよう入札を辞退しなければならない理由がどこの在るのか?」と主張し続け、辞退届の提出を拒み、議会で町執行部に、「なぜ、自らが関係する企業を指名業者から外すのか?」と詰問する始末。 

「議員のレベルが低い」と、切り捨てられれば良いのだが、‟選ばれた議員”なのだ。

その上、この行政側にも問題が在り、当該条例が制定された当時は、条例に抵触する業者を指名業者から外したのだが、首長の意向を忖度した担当部署が指名業者に復活させて、既に町の事業を発注したのだ。

 法治国家として、行政活動は法律に適合させなければならないし、条例が不適なら改正すれば良いのであって、法を遵守しないことは住民として許すことは出来ない。

そのため、請願すべく署名活動に入る。


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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