後藤田五訓

 我が家から2㎞くらいの県道沿いに、ジュウガツザクラの淡いピンク色が咲き誇って居る。  12キロのランニングコースだった頃は、秋と春、年2回咲くジュウガツザクラを見るのが楽しみで走っていたが、今日は(隣町の)郵便局から「山富貴」へ行く途中で見えた。

 エドヒガン桜とマメザクラの交雑種で、年2回咲く「二期桜」であり、落葉のこの時期に、キリっとした5弁の淡紅色のジュウガツザクラ。

春は、濃い緑の葉と共に、遠慮勝ちに咲く花びら- 花言葉は「神秘的な」「寛容」だ。

 さて、

明後日で退陣する菅首相。

歴代最長の安倍晋三政権で、官房長官として存在感を放ったような気がした菅義偉氏だが、長期政権下で得たトップリーダー資質、次のリーダーに求められる資質は何なのか・・・

 中曽根康弘政権で官房長官だった後藤田正晴氏が、部下や官僚に常に言って来た「5つの言葉」が在る-と言う。(後藤田五訓)

 1. 省益を忘れ、国益を想え

 2. 悪い本当の事実を報告せよ

 3. 勇気を以って意見具申せよ

 4. 自分の仕事では無い-と言うなかれ

 5. 決定が下ったら従い、命令は実行せよ

「国民のために働く」と言って首相になった菅氏は、残念ながら個利個略に走った。

安倍氏が敷いた(新型コロナウイルス)ワクチンを武器に、解散権をハッキしようとしたが、新型コロナウイルス感染で国民からの「信」を得ず、座を去るしか無かったのだ。

安倍氏がつくった「政治主導」、否、「官房主導」が受けられなかったが、「総裁選不出馬」を境に新型コロナウイルス感染が縮小に向かったのは、ワクチン効果? 偶然?

 次のリーダーには、本来の「政治主導」に修正し、優秀な若者を育てて欲しいものだ。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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