どんとこい おらほの村

 NHKBS1の再放送番組「どんとこい おらほの村」を見た。

人口減少が進む中、手を打とうにも決め手の無い村がほとんどだ。 そんな中、人口を維持することを諦め、本当に大切なものだけを残そうと踏み切った地域が在る。   

若者が戻ってこなくても、生きのびる道を道を探す村。 消滅する前に住民全員で移住して再出発をはかる地区。  

何を捨て、何を守るのか? 人口減少に悩む岩手のとある地域で、未来を語り合うドキュメンタリーだったが、語り合う集会所に参加した或るご婦人の言葉、

「近所のおばあさんが亡くなったとき、周辺の女性たちが集まり、白装束を変わり番こにひと針一針縫い、それをおばあさんに着せて納棺したのよ。」

人口減少に悩む高齢者は、自分の子たちの暮らしを考えた結果、子供たちが離村することに同意する。 離村せずに残った若者は、生業(なりわい)から地元の役、地域の活動等など、生活が厳しいなか奮闘するも、出て行った同年代の収入差を感じ、本音は「村を出たい」。

 そういう若者が街に集まり、街を潤す。

「法的には安全なのですが、安心では無い」などと、言葉遊びで浪費が出来る東京。

リーダーの役目は船長同様、方向を早急に決めること。

都民が求める「安心」とは何なのか? 否、様々な安心感がやがて大きな不安を導く前に、明示すべきだ。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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