ごくごく僅かなお手伝い

 70才を過ぎたとき、高校時代の同級が事業に頑張っていることを知り、「少しのお手伝いなら・・・」と、得意先(ゴルフ場)への配達業務のパートタイマーを引き受けて数年、小規模で単品商品の生産販売事業である故か、時代の流れなのか判らぬが、社長曰く、「売り上げが、前年比で悪いんだ・・・」

 社内で過去、色んな議論を重ねて来たのだろうし、経営者は難題に幾度も直面し解決してきたことだろうから、パートの僕は与えられた仕事を熟すことだけで充分なのだろう。

商品の1つや2つ売ったところで、会社に何ら役に立つことも無いだろう-と思いつつ、行きつけの店には何度か商品を手土産に持って行った。

 今日火曜日は、昼食をいつもの蕎麦屋で無く自分が住む町の「田中屋」でいつもの「挽きぐるみ」を食べ、コーヒーは店側の営業日の都合で鳩山町の「サンセットガーデン」に入った。

「この前は頂いちゃって良かったのでしょうか?」

「とても美味しかったので、このお客さんにもあげたんですよ。」

すると、その先客も、

「俺、医者から辛いものは食べちゃあダメ!と言われているんだけど・・・、好きなものは食べちゃうんだよなあ・・・」

それで、

「●●さん、本来なら宅配で購入しなくちゃいけないんだけど、4つお願いして良いかしら・・・今度はきちんとお支払いしますので・・・」

今まで4個持参した結果だが、これもバイト先へのお手伝い。


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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