木犀と曼殊沙華

 日高市は、今年も巾着田の曼殊沙華(ヒガンバナ)について、

「地元住民の皆様、お越しのお客様などの新型コロナウイルス感染拡大対策が充分出来ないので、『曼殊沙華祭り』の中止と曼殊沙華の刈り込みを実施します」

とのこと。  元々は、高句麗からの渡来人が開拓した巾着田だが、その後日高町の所有地となり、やがてヒガンバナの群生地となって、巾着田が観光による一大集客場となったが、新型コロナウイルス感染拡大対策としての「緊急事態宣言」下、集客の制限をせざるを得ない-として、「曼殊沙華」の首を切り捨てたのだ。

 ではなぜ、巾着田に曼殊沙華が群生するのか?

竹などの地下茎植物と違い、ヒガンバナは球根植物だ。

渡来人が植えたかどうかは判らないが、人が目的を持って曼殊沙華を群生させたのだ。

水田のモグラ対策、稲のネズミ対策のためにヒガンバナの球根をムラ無く植えたのだ。

球根のリコリンは毒性が在るが、花には毒性は無い!

無策な「斬り捨て」は御免蒙る・・・曼殊沙華より

 話変わって、

来年の6月には、我が家の近くにイオンモールに拠るショッピングセンターがオープンする。  中心にはホームセンターの「コメリ」だ。

新潟三条出身なので、農作業用品や刃物を購入する場合は「コメリ」に限る。

既に在る「カインズホーム」は痛手だろうし、イオン系ショッピングセンターがオープンすることで、既存の大型ショッピングセンター4店舗の内、勝ち残るのはどこだろう・・・

行政(町)は、「にぎわい」が起こるので「承認」したと言う。

 菅政権下での「携帯電話料金の引き下げ」がようやく本格化した。

だが、消費者にとって、「選択の自由」では無く、「貧困への手形」とならないように祈る・・・

 散歩の終盤、甘い匂いに足が止まった。

懐かしい金木犀の香りだ。  生家には幹回りが1.5mほどの金木犀が在ったが、切り倒されて今は無い・・・

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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