あの時ああやっとけば良かった

 今日のプライムニュースに、石破茂氏と先崎日大危機管理学部教授が出演した。

視聴者からの、「石破茂氏は、なぜ(自民)党議員に受け入れられないのか?」

との質問に答えて先崎氏は、

「『時が要請していなかった』のでしょう・・・」

と表現した。 

如何に「時を得た」言葉を発信しても、聴く側にその準備が出来ていなければ受け入れられないのだ。 タイミングが重要-なのだろうが、「危機」を察知したときは、他人のことを気にせず「てんでんこ」に自分の身を守る手段を講じることが大事だ。

 東日本大震災での北上川沿いに在る大川小学校の悲劇。

「防災無線から大津波警報が鳴り、避難を呼びかける声が響いていた。 余震が続く中で、泣き出したり嘔吐する子もいた。 保護者らが相次いで児童を迎えに訪れ、教諭は対応に追われていた。 迎えに来た母親が担任に「大津波が来る!」と言ったが担任は、「落ち着いて下さい」と言うだけで避難する様子も無かった」と言う。

 学校側が具体的な避難場所を決めていなかったこと。 教諭らの危機意識の薄さ、避難場所の判断の誤り。 様々なミスの連鎖が悲劇を招いた。

「あの時、ああやっとけば良かった・・・」

全校生徒108人の内、70%に当たる74人が死亡した大川小学校。 市のハザードマップでも、過去の大津波では大川小学校には来ない想定だった。

 新型コロナウイルス感染症対策も国政も、「自分には関係無い」のではない。

「関わること」では無いだろうが、関連するのだ。

 話は変わるが、

日本は民主主義国家では無く自由主義国なので、「(船頭多くして)船、山に上る」可能性が出る。 

行政の意向に従わない場合、自らの判断には必ず誤算が起こるので、判断の切り替えが重要だ。

 昨日は、忙しかった。

午後3時に約束が在ったが、パート先のシゴトが午後1時まで掛かり、昼飯を食べ終え高速道を使って漸く間に合った。


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

0コメント

  • 1000 / 1000