我が家から見える景色

　我が家は、父親が存命だった頃に所有農地に父親名義で建てた住宅なので、周囲は何の変哲もない畑地ばかりなのだが、今日は普段とちょっと違っていた。

パトカーやバイク等で7，8人の警察官が畑に集まっていたのだ。

当の畑の所有者は、我が家の裏の建築関連業者なのだが、当の農地に農作物は作らず数年前から畑にユンボで穴を掘り、建築廃材等を燃やしていたのだ。　　

　●　農地所有者自らが農地を農地以外に使用する場合、（４ヘクタール以内の場合）知事（権限移譲市町許可）の認可が必要。　違反した場合の罰則･･･6か月以下の懲役又は300万円以下の罰金

　●　産業廃棄物は勿論、家庭ごみを含め全ての廃棄物を公共の河川や道路、私有地等に捨てたり、地面に穴を掘って廃棄物を埋め立て等をした場合、廃棄物処理法違反で5年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金またはこの併科。

　野外焼却も同様、5年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金。

　そう、我が家から見える景色に、ユンボで畑に穴を掘って「建築資材の焼却」が常習的にあったのだ。　以前は建売住宅にも手を出したが、2，3年も持たず担保に入れていた住宅などを手離したようだった。

兄弟姉妹や親戚も居るのに、他人が気にすることではないのだろうが、事業経営は大変なことなのだろう。　　生きるために手段を択ばず－か！？

　畑には「立入禁止」のテープが張られた。