月に二度、我が家に北海道から飲み物が届く。 「想いやり生乳(せいにゅう)」だ。
北海道河西郡中札内村の「想いやりファーム」から、第1週と第3週の月曜日に720㎖の生乳が4本届くのだが、これが僕の食のたからもの。
その理由は、日本で唯一、‟搾ったままの生乳”を‟加熱殺菌しないで”ビンに詰めた牛乳だからです。
一般的に牛乳は、殺菌のために熱処理をします。 そのため、牛乳の70~80%のタンパク質が変性してしまい、様々な栄養素が壊れてしまっています。
「想いやり生乳」は無殺菌なので、熱処理をしません。 そのため、ビタミン類は勿論カルシウム吸収促進酵素(CPP)、ラクトフェリン等のあらゆる酵素や乳酸菌がそのまま生きているのです。
搾乳した場所で直ちに容器詰めできること-施設の衛生基準や牛乳の成分・菌数をクリアしていること-が保健所に認められると、「特別牛乳」の表示が出来るのだが、現在日本で販売している「特別牛乳」は4社だそうだ。 しかし、無殺菌は想いやりファームのみで、3社は低温殺菌牛乳だ。
更に、「無殺菌牛乳」とするためには、生乳に大腸菌が一切含まれていないことは勿論、雑菌が基準以下でなくてはなりません。
今日、今月1回目が届いた。
月初めには、何時も‟想いやり通信”が送られる。
「牧場内の雪も少しずつですが、温かい日差しで、とけている所もあり、にゃんこ達も日中はお散歩を楽しんでいるので、ちょっぴり春を感じています。・・・ ファームにいる彼女達(牛)も、子牛小屋(乳幼児)・子供たち・若牛(育成)お母さん牛・お産直前の牛と区切られています。 ・・・放牧地にはいろんな足跡が雪の上に残されています。 ウサギやキツネ、鹿・・・(さすがに、クマの足跡は無いです。)」
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