最近気になった新聞紙面の見出し記事です。
「2015年3月の夕方、スイミングスクールからの帰り道だった。 母親は2才下の妹と幹線道路の横断歩道を渡り始め、姉の楠田真花(まなか)ちゃん(当時小学2年生)が続いて渡ろうとした。
横断中の母親の背後で、衝突音が聞こえた! 振り返ると、大型トラックが横断歩道上で止まり、トラックの左側前輪でグシャっとなった自転車と無惨な我が子が・・・。
トラックの運転手は交差点を左折しようとして、自転車を押した母親と子供が横断歩道を渡り終えるのを確認し発進したのだ。 運転手は、助手席側のアンダーウインドウ(足元の小窓)がマットでふさがれて見えなくなっていたため、ミラーで確認したが、横断中の子供を見落とし発進してしまったらしい。
当該事故の刑事裁判が昨年11月から行われ、「禁固2年、執行猶予5年」の判決結果。
何ら落ち度の無い8才の子は死亡。 遺族は勿論、心情的に納得出来ない-アンバランスな感情が起こって来る。
加害車両には対人賠償保険金額として「無制限」が付保されていて、付保先の保険会社の対応は在ったが、加害者に対して裁判官から「被害調書を読んでくるように」と説諭されたにも拘らず応ぜず、遺族側に不満が増殖。
道路交通法規の見直し。 正義の追及。 盾と矛。
いにしえの神事に「人身御供(ひとみごくう)」が行われた。 神に解決を委ねる-即ち、理不尽ではあるが大きな見返りを得るために命を神にささげる-
余りにも多くの命を車(と言う文明)に捧げるのか!
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