クサギの匂い

 散歩の終盤、宮下橋を渡って村社の鳥居までの上り坂で、ヒグラシの鳴き声とヤマユリの匂いに似た甘い香りのバリアに入り込んだ。  

 いつもの散歩道なので、道路脇に雑木の「クサギ」が在るのは知っていたが、今日ようやく「クサギ」の甘い匂い・・・

 パリの15区では、街路樹として植わっているらしいが、日本の「クサギ」の葉は異様に臭いので、「臭い木」、臭木(くさぎ)と言われるのだ。

が、その臭い葉は煎じて茶にする人も居るそうで、若葉を茹でて山菜として食する人も居るそうだ。

では何故、クサギの葉は臭いのか(?)

雑木で低木、その上葉は大きくて柔らかい、通常なら動物の餌に向いているので、これまでに途絶えたに違いない種目なのだろう・・・が、葉が「臭い」故に生き延びたのだ。 

 話は変わり、

今日の横浜市長選挙結果だが、意外に早く立憲民主党が推薦した山中竹春氏の当選が決定した。

林文子現市長はIR誘致で得票が伸びず、元公安委員長の小此木八郎氏も所属自民党からの得票も4割程度止まり。

結果的に、政界に汚されていない山中竹春氏が、市民、特に無党派層から多くの得票を得て、「当選」確実となった。

山中氏は埼玉県秩父市生まれ-

たまたま横浜市立大学医学部教授だったことから、立憲民主党の江田憲司氏から誘われて、林市長のカジノ対応でのスキを捉えた戦略に乗って「勝ち」につながったのだが、

議会は自民・公明議員で6割強。 与党の立憲・国民フォーラム所属議員は20名、共産が9名で、議会多数派との折衝如何に・・・



毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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