政治家の世界では、人心を煽ることは日常茶飯事だ。 倒幕の勅許を偽造し、幼い明治天皇を人質にして軍事クーデターを図った岩倉具視や薩摩長州を中心とする討幕派は、徳川慶喜の辞官納地(官位と所領の放棄)により結果的には失敗に終わったのだが、新しく出来た明治政府が‟勝てば官軍”を字で行き「大政奉還」のヒーローを作り出した。
豊洲移転やオリ・パラ問題が全国化した今、小池知事の判断がマスコミ報道にまだまだ期待感さえ在るように見えるが、都議選まで「誰かを標的」にすることが継続できるだろうか?
クールビズなどで小池氏が信頼を置いている小嶋敏郎氏は、築地残留派。
音喜多都議は豊洲に決めたときに「賛成」を表明した経緯があり、3月まで豊洲移転を決定しない場合オリンピック開催に悪影響が在る。
国民の大多数は冷静に観戦しているが、うっかりすると当の小池氏が収拾の着かない状況に陥るかも知れない。
フェイクニュースはトランプ氏の大統領選挙で多く使われた手法だが、大統領になってもフェイクニュースを逐使した人物を周辺に登用したため、問題化している。
小池氏がマスコミ陣を上手く扱っているように見えるが、マスコミはいつ反転するか?
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