他の競技に先立ち、「東京2020」のソフトボール1次リーグ戦が昨日から始まり、上野由紀子が投げる日本チームが、オーストラリア戦を「8対1」のコールドゲームで勝利した。
試合後のインタビューに上野選手は、
「立上り(失点したことを踏まえ)何だろう? 丁寧に行き過ぎて、ボールが先行して失点してしまったのが、正直、悔しかった-と言うか、もっと大胆に行っても大丈夫だったのに・・・と反省しきりです」
北京オリンピックでの対アメリカ決勝戦での上野選手の雄姿は、今も鮮明に残るが、あれからもう13年も経った。
上野選手は、自身の怪我や筋力、体力の低下を超える努力をして、「東京2020」への周囲からの期待感との闘いを経てのマウンドに立ったのだろう。
世界に類のないスーパースターは、北京(大会)が頂点だったのでは無い証明を示そうとしている・・・
勝敗は問うものでは無いが、上野選手への「はなむけ」に輝かしいメダルが獲得出来ますように・・・
それにしても、
あの荒川沿いの広々とした福島県営公園内の「あずま球場」で、なぜ「無観客」なのだろう。
東日本大震災からの「復興を掲げた五輪(オリンピック)」だからこそ、「あずま球場」での開催を選択したのだから、収容人数の3割程度でも海外からの人達を呼んで、被災地の現状を見て貰う選択を、なぜ取れなかったのだろう。
地元の小中学生に、臨場感を味わって貰えなかった損失は、計り知れないほど大きなものだろう。
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