西 鋭夫氏の「新説・明治維新」に『日本にアヘンが入らなかった理由』が在る-と言う。西氏によれば、「18世紀のヨーロッパは、清(現在の中国)から購入した茶でイギリスが紅茶を精製し大流行となったが、貿易赤字となったイギリスが麻薬であるアヘンを清国に持ち込んだ。 たちまち清国内でアヘンが蔓延したため、これを食い止めようとした清国はやがてイギリスと戦争状態となり、イギリスの軍事力に負けた清(現在の香港)は植民地となった」のだが、その東方に在った日本に、なぜアヘンが入ってこなかったのか?
当時の日本が鎖国下にあったから-と思いがちだが、正解では無い。 実は、△△が在ったから…だ。 と言うのが西氏の「明治維新の事実」なのだ。
・維新のヒーロー坂本龍馬に誰が金を出したのか? 海援隊を維持費は誰が負担した のだろうか?(龍馬が使用した武器費用だけでも、現在価額でおよそ50億円と言われている)
・「攘夷」を高らかに掲げていた長州藩出の伊藤博文が、なぜイギリスに留学したのか?
・100万人とも言われる幕府軍が、なぜ無血開城に応じたのか?
首脳会談(2月10日)に臨む安倍首相には、叡智を付くし日本の将来を決めるべくエールを贈りたい!
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