マスコミ報道はトランプ大統領の就任演説一色だ。
時代の流れに取り残され不満やる方の無い白人一色の群衆に向けて、「This is your day. This is your celebration.(今日は、あなたの日です。あなたのお祝いの日です。」と言い放ったトランプ。 1%の富裕層の中でも大成功者に上り詰めたトランプは、決して群衆を褒めたのでは無く、将に自らを褒め上げたです。 更に語った次の言葉は理解不能です。
「私たちは一つの国です。 苦しむ人々の痛みは、私たちの痛みです。 その成功は、私たちの成功となるでしょう。 私たちの一つの心。一つの家。そして一つの栄光ある運命を共有しているのです。」
自ら国民の分断を仕掛け、大統領となったが故に「一つの国」にしなければならない矛盾。
大統領としても「アメリカ ファースト!」を声高に繰り返えすトランプに対し、冷静なアメリカ国民は勿論、世界の自由主義国家は、パドックでの荒れ馬懸念から現実化することに不安一色だ。
対立から混沌へ。 自由主義の萎縮、ダイバーシティの収縮が心配だが、トランプの出現は世界のリーダーが代わる節目なのかも知れない。
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