入社後、伊豆に在った保養所には大分お世話になったのだが、当時は新宿から小田急線で熱海か伊東まで行き、各駅停車下田行きに乗り換えて富戸駅で降り、徒歩で5分ほどの保養所が在り、仕事を終えて保養所で魚を食べながらの生ビールのなんと美味しかったことか・・・
翌日は真っ直ぐ帰宅するのだが、富戸駅から見えた雑草だけの山の名前が思い出せず、帰宅しパソコンで見ると、「大室山」だった。 当時も在ったのだろうが、シャボテン動物公園やがケーブルカーが在る一大観光地となっているが、保養所も2年後には手放され、その後は伊豆が遠くなった。
さて、毎度昼飯を食べに行く「山富貴」のホールに入ると、女性従業員が、
「昨日、女将さんと一緒にワクチン打ったんですよ! 2度目なので、副作用が在るかも知れないと思い、解熱剤を用意して行ったのだが、痛みも無くて今日も出勤したんですよ!
『女性は副作用が出る』って、言うけど・・・あたしは、歳だから出ないんですかねえ・・・」
「いいえ、元気に暮らしている証拠ですよ! 若い頃から好き嫌いなく食事し、野山で元気に生活して、これまでに色んなウイルスと向き合って来たので、新型コロナウイルスワクチンに対して受け入れる耐性が出来て居たんですよ・・・」
日本に、「コロナ制圧タスクフォース」と言うチームが在る。
メンバーは、慶大、東大、京大、大阪大の教授らで、コロナ重症化と遺伝子や血液型との係わりを研究しているのだ。
例えば、
「一般的な日本人の血圧型の人数に比べて、O型の重症者の割合は6.3ポイント少なく、AB型は3.8ポイント多く、A型B型は差が見えなかった」
このことは、欧米の研究でも同じように見られるのだが、その理由は研究中とのこと。
人間の細胞には23組46本の染色体が在り、4種類の塩基が幾つも並ぶDNA(デオキシリボ核酸)と呼ばれる物質が在るが、この内、遺伝子を持った部分が「遺伝子」で、1番から23番まで在る染色体の内、5番染色体の一部で並び方の違いが在り、違いが見つかった人の重症化率が並び方に違いが無かった人の凡そ2倍だったそうだ。
で、5番染色体の並びに『違い』が在る人は2割程度いるそうだ。
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