めくる、捲る

 今日で、6枚カレンダーを捲った。

今朝のNHKラジオで、

「レジ袋が有料化されて1年。 コンビニでの『レジ袋辞退率』は、1年前に比べて3倍(有料化前の辞退率は25%だったが、5月末現在では75%)伸びたが、家庭用ごみ袋(取っ手の付いたゴミ袋)の売り上げが、有料化前の2倍以上になった」と言っていた。

つまり、「有料化」の目的の1つだった「プラスチックごみの削減」は空振りで、増してや「レジ袋の25%以上が、動植物由来のバイオマス製品」なのに比べて、家庭用ゴミ袋の大半がプラスチック製品なのだ。

 このことは、「有料化」策を打ち出した経産省も先刻承知で、有料化の目的をホームページに、

「普段何気なく貰っているレジ袋を有料化することで、それが本当に必要かを考えて頂き、私たちのライフスタイルを見直す切っ掛けとする」

としていたのだ・・・が、(いつもの通り、お上の)読みは浅かった・・・と言うより、問題は修正しない姿勢だ。

バイオマスごみ袋「削減」させて、プラスチックごみ袋を増やしたことについて、言い訳は要らないが、「バイオマスごみ袋」推進-だ。

 話変わって、ラジオ番組に出演した「声の専門家」山崎広子さんが、

「声は声帯が作り出すのではありません。 声は体の生命に係る器官を巧みに利用して脳が作り出すのです」と言った。

何と無く、声帯が声を作るのでは・・・と思っていたのだが、

「生まれ持った体格・骨格に応じて出せる声の範囲が決まり、その上で生育歴の中で聴いて来た音全て、その音を受けて行って来た行動と心理全てを飲み込んで、更に、今現在の心身の状態を反映して作られるのである」

その上で、「感情は、化学物質に因って引き起こされている」とも言う。

  更に、「ミラーニューロン」と言う新しい言葉が出た。

我々の脳は、空間を少なくとも2つの大きな領域に区分していて、1つは「自分が何かできる、行動を獲れる領域」もう1つは「行動が及ばない領域」だそうだ。

「行動をとれる領域」所謂「他者の行動の理解や模倣」で、例えば、相手が手を顔に当てると、自分も無意識のうちに同じような行動をとることが在った。

親子が似ている行動をとるのも、「ミラーニューロン」によるものだそうだ。



毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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