農家にとっては節目の日、「半夏生」が間もなく来る。
田植えが終わり、梅雨明けまでの間、畑仕事もひと休みの時なのだが、
「天から毒気が降る頃」と言われ、井戸に蓋をしたり畑の野菜を生のまま食べてはイケナイーと言われる地方も在るらしい。
ところで、「半夏生」はカタシログサと言う薬草で、葉の半分以上が白くなり、化粧をしたかのように見えるので、「半夏生」と言われる様になった-とのこと。
半夏生と言えば、今日は群馬県多野郡上野村楢原中ノ沢三俣と言う親戚筋宅まで行って来た。
自動車保険の契約更新で満期前の今頃、毎年行くのだが、関越自動車道から上信越道に入って下仁田ICで下り、南牧村から湯の沢トンネルを通って塩之沢から楢原に出て、御巣鷹山に向かう途中の「しおじの湯」が在る場所だ。
その途中の山道沿いが、今頃になると長楕円形の葉が白くなるので、てっきりこれが「半夏生」だ-と思っていたら、「マタタビ」だそうで、スギの木などに巻き付いた「マタタビ」の葉が、花期に白くなる現象だそうだ。
家に着くと、親戚の堀川くんが待っていてくれた。
「最近は、耳が遠くなって・・・」若い頃から、射撃をしたのが原因だと言うが加齢現象なのだろう・・・ シゴトはモノの5分も掛からず、お茶を飲みながらの近況話が済み帰り際、手土産返しだ-と鹿肉のチャーシューを頂いたが、帰宅途中の「山富貴」と「ほっと」で消えた。
子供の頃、親が「土産」を持って帰宅すると心待ちか嬉しくなったが、後期高齢者の二人暮らしにとっては、喜んでもらえる人へのプレゼントが気持ち良い
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