小雨の中を、いつものようにホールに入ると、何時も座る席の隣のテーブル席でビールを飲む客が居た。
あれ!セガレだ(山富貴のセガレ)ジュンではないか・・・
「相席、良いですか・・・」
素直に首を縦に振り、「どうぞ!」
彼の、「頑固な親父との確執」「離婚」などから転職したが、「手仕事屋(蕎麦打ち)が天職」だと言う思いが強くなり、数か月以内に「山富貴に復帰すること」を約束。
農業経験は皆無だが、「蕎麦の栽培も経験したい」。
蕎麦に精通したいので、(僕が薦める)蕎麦屋の食べ歩きをしたい-とのこと。
早速、地元の蕎麦生産者宅を訪問、事情を説明して内諾を得た。
もう一つの「おすすめ蕎麦屋」だが、木曾福島(長野)の「ZCOBO(時香忘」だ。
・・・
涙のジュンとの会話は2時間以上になり、運ばれた蕎麦は伸びきっていた。
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