今日のNHK総合TV番組「ブラタモリ」は、2017年8月放送の再放送なのだが、埼玉県民、否、日本のジオパーク観光にとって見逃してはならない番組だった。
戦後の東京再開発や高層ビル群、高速道路、新幹線などの工事に欠かせないセメントは、秩父の武甲山から生産されたもので、群馬県との県境にそびえ立つ二子山と合わせた「秩父帯ジュラ系付加コンプレックス」は太平洋プレートの火山噴火が2億年を経て移動する間に海底でサンゴ礁を纏い、やがてユウラシア大陸に衝突して出来た山なのだ。
「地球の窓」と言われる長瀞の岩畳み。
片理と節理で出来た紅簾󠄀石片岩や変成岩。
長瀞は、子供の頃に遠足で行ったのみ。 増してや武甲は周囲から見るだけで登ったことも無い。 改めて学習してみようカナ
さて、東京都、大阪並びに京都府、兵庫県に3度目の緊急事態宣言を発令した菅首相。
日経朝刊では、「1年間、何をしていたのか」の見出し記事。
曰く、「政府、自治体首長、そして医療界はこの1年余り、何をしていたのか。・・・3度目の緊急事態宣言を出したのは、医療の提供能力が感染の増大に追い付かなくなったためだ。
感染第1波の昨春から、蔓延防止等重点措置を適用したこの4月迄、結果としてこの3当事者が責を果たしたとは言い難い。 日本の医療がコロナに敗れるのを座視することは出来ない」
とし、知事らが責任を持って、効率的な医療体制を急ぎ再構築すべきだ。
医療報酬の特例と国費の拠出は十分すぎる程に用意されているにも拘らず病院間の連携がいまだに貧弱-と厳しい意見に賛成だ。
国は国民の生命、財産を守り、国益を守り抜くために在るのだが、近年それぞれが自分の立場を守ることを主眼としてはいないだろうか・・・
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