トランプ政権下で新型コロナウイルス感染者数及び死者数が世界最多となったアメリカが、1月バイデン政権に変わると早速COVID-19対策として「マスク着用義務化」の大統領令にサインしたのだが、感染者数が減少傾向になると共和党知事の5州がマスク着用義務を(勝手に)解除した。
5州の1つ、ミシシッピ州のリーブス知事の、
「米国人に(マスク着用の)手ほどきは必要無い。 国民を侮辱するのでは無く、信頼すべきだ」発言に対してバイデン大統領は、
「テキサス、ミシシッピ両州がマスク着用義務を解除したのは大きな過ち、『ネアンデルタール人』の様な判断だ」と批判。 CDCワレンスキー所長も、
「連邦政府のガイドライン違反で、(マスク着用義務解除は)時期尚早だ」
と批判。 すると、共和党から一斉に反発の声。
アメリカの大衆週刊誌「Newsweek」でも、「マスク論争で露呈したアメリカを崩壊させるナルシシズムのパンデミック」と特集記事を掲載したのだが、それは「自尊心が高い人」とは似て非なるもの-で、ナルシストが自分を他人と比べる傾向が強く、他人から褒められたり、注目を浴びたり、他人より良く魅せることに熱心-では在るものの、アメリカ人が好む「自由の精神」を求める文化からでは無く、自分優先、自分勝手の危険性を含むもの-
と警告しているのだ。
ところで「ネアンデルタール人」は、4万年前頃まではユーラシア大陸に居た旧人類の絶滅種なのだが、大規模な気候変動に対応出来ず絶滅したのだが、スエ-デンのゲノム解析第1人者スパンテ・ベーポ博士に依れば、
「新型コロナウイルス感染症で重症化するリスク要因は、ネアンデルタール人が持っていた『3番染色体』が要因で、ホモ・サピエンスのゲノムの中に、ネアンデルタール人のゲノムが混じって居ること(在る時代に交雑が在ったこと)が判明した」
とネイチャー紙で発表。
COVID-19の重症化と関連する「コア・ハプロタイプ(塩基配列)」を南アジア系の人が高い頻度で保有し、特にバングラデシュ人の60%以上が保有していて、ヨーロッパ系の人は20%程度で、アフリカ系と東アジア系は殆ど保有していない-とのこと。
話は変わるが、
「ウチの○○は、便座を上げずに小便をするんですよ。 不衛生で困るんです!」
子供なら未だしも、大のオトナには言い聞かせるのは難しいですねえ・・・
「外国生活が長かった人だから」或いは「自己主張しないと負けてしまうから」変えられないのでは無く、「ネアンデルタール人の遺伝子を持っているから」でも無ければ、単なる似非(エセ)カブレなのだろう・・・
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