ごめんなさい!ハナニラでした

 散歩の途中、不燃物ゴミ処理センターの前で「アマナ」を教えてくれた同級生に再会したので、「『アマナ』が咲いているね!」と言うと、

「毎年、あの辺りには『一輪草』が咲くのですけど、今年は未だ咲いていませんね!・・・それに・・・あそこには『イチゲ』が咲くんですけど・・・ あッ、ありますね! ・・・それに、これは『キバナノアマナ』ですよ!」

道路から10m位入った畑と藪の間に白い花弁が10辺ほどの『キクザキイチゲ』が群生し、近くに薄い黄色の小さな花が咲いていた。

 そこから土手に上がったところに薄青色の5弁の花が咲いているので、指をさすと、

「それは『アマナ』では無く、『ハナニラ』ですよ! 『アマナ』はもう少し白くて、細長いんですよ・・・ほら! あそこに在るでしょ!」

 開いては居なかったが、確かに違う! 花弁の裏側に赤紫の筋が通っていて、花弁が白くスッと立って咲いていた。

 ごめんなさい!

昼飯をいただき席を立ったとき、隣のテーブルの花瓶に「アマナ」らしき花が数本挿されていて、店主が、「『ハナニラ』ですよ! ニラの匂いがしますよ」

と言ってくれたにも拘らず、「正しくは『アマナ』ですよ!」と知ったかぶってしまったのだ。 ごめんなさい! 花弁が6片だけど、丸みを帯びていて「アマナ」とは大違い・・・

増してや、「アマナ」は食べられるが、「ハナニラ」は有毒植物だ。

確かにニラのような匂いがするらしいが、正しくはヒガンバナ科の「セイヨウアマナ」でユリ科のアマナとは大きく違い有毒植物。

 それにしても麺と違って、昼飯を頂くのに時間が掛かってしまったが、久し振りの美味しさをじっくり味わせていただいた。


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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