世界は実験場

 「自分は中間層だと思っていた・・・ だが、ちょっとした支払いも遅れる日々が続いた・・・」 

気温3℃の中、無料で食料が配布されるニューヨーク州クイーンズ地区のフードバンクの列に並んでいたウイリアム・デベレスさん(58才)は、マンハッタンの大手金融機関の社員用レストランで働いていたが、新型コロナウイルスの感染拡大でレストランが閉鎖、失業した・・・

年収は730万円だった。  20件以上の求人募集に応募したが、今は失業保険とフードバンクの食料が家族を支えている・・・

これが、今のアメリカの現実。  10年後の日本なのかも知れない-のだ。

タワービルのオーナーが、貧富の格差を無くそうとした(オバマ)前政権を否定し続けた結果なのだ。

 武漢市に新型コロナウイルス“起源調査”に訪問しているWHO専門チームを足止めさせている中国。

「調査団との共同調査」を条件に出しているのだ・・・

常識的に考えて、もろ手を挙げて「どうぞどうぞ」なのだろう・・・が、・・・

 真夜中のアマゾン川沿いのビーチに、保健当局や警察官のパトロール隊が踏み込んだ。

若い男女200人以上が、アルコール飲料を片手にパーティを楽しんでいたのだ。

参加者に質問すると、「コロナはチョッとした風邪・・・」

人口220万人のマナウス(ブラジル)では、2020年3月中旬に感染爆発し、4月に1,070人、5月に970人が亡くなった。 

 オックスフォード大学などの研究チームが2020年2月から8月迄、マナウス住民6,300人から血液採取調査したところ、新型コロナウイルスの抗体保有率が6月に64.8%となり、死者は259人に減少した。  だが、「自粛疲れ」から7月以降は行動制限も緩和され、7月は119人まで減少した死者数が9月に152人、10月には244人に増加している。

 集団全体では抗体が部分的に免疫効果が機能する-ことが在るが、抗体は数か月で弱体化する-と言う研究結果も在るのだ。

高齢者と若者の対立が生まれなければ良いのだが・・・

 日本も、高齢者の(健保)自己負担割合が、「2022年から2割」になる。

「保険」の在り方も、理想と現実に動かされるのか⁈  本来、「動くもの」では無いのだが・・・

世界は、実験場なのか・・・ 

 今日は白根山も男体山も、連山の山稜がクッキリと見えた。

 




毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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