日曜の昼だと言うのに、「山富貴」の駐車場は半分以上が空きスペースだった。
ホールに入って新聞を読み始めると女将が来た。
「いらっしゃいませ! ○○さん! 昨日はお見えにならなかったですね」
「ええ・・・友人との食事が在ったものですから・・・」
等と言っている間に、パートの子が盆を運んで来た。 そして、
「今日は『茶そば』です・・・『茶そば』ってなんですか?」
「山富貴」のメニューには無いものだったが、会長が昨日から用意していたのだろう。
「蕎麦を食べる-と言いますが、お腹を満足させる-と言うよりも、蕎麦の風味、旨味を味わう-のですが、昔は『取れ秋』を過ぎ年が変わって春を迎える頃になると風味が無くなって来るので、蕎麦本来を味わうのでなく、抹茶を入れてお茶の風味を楽しむのが『茶そば』で、季節ごとに更科粉に色々なものを入れて楽しむ『変わり蕎麦』の一つです・・・」
「勉強になりました!」
他愛ないことがこころを和ませる。
「居抜き内閣」になるのだろうが、グローバル社会の難しさ。
小選挙区制、官邸主導政治の歪みが更に出て来るのか(?)・・・
顔の表情から強気の姿勢が見える・・・
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