こつごもり

 松尾芭蕉が寛文2年に詠んだ句に、

「春や来し 年や行きけん 小晦日(はるやこし としやいきけん こつごもり)」が在る。

この句を詠んだ寛文2年(1662年)は、立春が(その年の正月より前の)29日に来たので、

「(コヨミでは)春は来たのだろうが、これから年が行く(1年が終わる晦日の前日)小晦日が来るのだ」と詠んだ句だが、当時はまだ太陰太陽暦だったので、このようなケースが在ったらしい。

 その「こつごもり」は今日30日だ。

新たな年を迎える、否、子や孫を準備は整ったが、敢えて言えば女房が購入した生け花に「春」が不足していたので、🌷とカサブランカを入れた。

 話は変わるが、一昨日のNHKTV番組「ABUソングフェステバル東京- アジア太平洋のスター競演」に出演したカザフスタンのデイマシュ・クダイベルゲンは素晴らしかった。

6オクターブの音域を持つ-と言われ、バリトンからソプラノ、ホイッスルボイスまでの声で歌うので魅了された。

(昨夜、書いたのだが、別のブログの載せてしまったので、改めて掲載したもの) 

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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