今日は「山富貴」が定休日なので、いきなり「ほっと」でカレーセットを食べていると、お隣の富澤さんが来た。
「先日は、和歌山のジェラードごちそうさまでした!」
西瓜のお返しに桃々庵のジェラードを差し上げたのだが、最近、イノシシにスイカ畑が荒らされた-とのこと。
「これまでは、隣の畑が被害に遭っていたのだけど、その所有者がお歳で農業を辞めたのよ・・・だからうちは、畑の周りに竹杭を打ち、網で覆っていたのだけど・・・」
中山間地域のこの町は、山間部はイノシシやシカに拠る被害が在り、時折猟友会による害獣対策を行っていて、個々の農家も金属柵や電気柵などを巡らし自衛してはいるのだが・・・
兵庫県や岡山県に拠れば、イノシシの行動範囲は比較的に狭く、地域全体で森林の下刈りやエサを減らすことで効果が在る-とのこと。
また、イノシシは柵の下側から潜り込むので、すき間を無くすことー並びに、電気柵の碍子は作物の外側に向けること-がポイントで、威嚇音や嫌な臭いを出す「撃退マシーン」は効果が無い-とのこと。
政治学者の北岡伸一氏の「世界地図を読み直す-協力と均衡の地政学」に拠れば、
「日本は価値観を同じくする国々と連携し、紛争を平和的に解決しつつ自由な貿易を維持する国際協調のシステムを構築することが重要で、米中ロとの関係は大事だが遠く離れた国との関係も大事」と言う。アメリカから突き付けられた同盟国としての「イラン対策」を安倍内閣はどう判断するのだろうか?
イノシシは、里へ下りて来ない対策で充分だが、ヨーロッパ諸国ばかりで無く他の国々との連携も努力する必要が在る-だろう。
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