ちあきなおみワールド

 今、BSテレ東で「ちあきなおみ」特集を放映している。

「ちあき」の歌は、聞く人に想像を与える、否、聞く人が勝手に想像するように「ちあき」は歌うのだ。

「ちあきなおみ」は歌手だが、俳優なのだ。

だから見る人が、好き勝手に想像力を働かして「ちあきなおみ」の世界に浸るのだ。

「ちあき」自身も、精一杯に自分の世界を作り上げるのだ。

 「 空にしてって  酒も肴も     今日でおしまい  店仕舞い

   5年有難う   楽しかったわ    色々お世話になりました

   しんみりしないでよ ケンさん   新宿駅裏‟紅とんぼ”

   

   いいの 良いから ツケは帳消し  貢ぐ相手も  いないもの

   だけど 皆さん  飽きもしないで  よくよく通ってくれました

   唄ってよ 騒いでよ しんちゃん  新宿駅裏‟紅トンボ”


   だから ほんとよ 故里へ帰るの   誰も貰っちゃくれないし

   みんな ありがとう  うれしかったわ  あふれてきちゃった 想い出が

   笑ってよ  ちーちゃん   新宿駅裏‟紅トンボ” 」

「ちあきなおみ」Worldを代表する「紅とんぼ」の歌詞だ。

 演歌歌手と言えば、「美空ひばり」だろう。

美空ひばりは声の質と言い、音域の広さと言い天声のものだろう-誰もが認める世界の歌手だろう。

「ひばり」も自分の持つ(歌の)世界で歌うのだが、作曲家作詞家の意図を直ぐに表現出来る歌手だ。

何れにしても、演歌は昭和の人間の心を癒す


毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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