自動車保険事故

 『50年以上運転しているが、初めて事故を起こしてしまった。・・・メーン通りを通っていて、西武新宿線の踏切を時速15㎞位で通過した直後、右方面から来た自転車が自車の右フロントタイヤハウスの処に衝突ったのだ。・・・進入して来た自転車側には一時停止の標識が在り、通過している車が見えている筈なのに・・・事故後、そのことを聞くと、「通過出来ると思った」と言うのだが・・・』

事故報告を受けて、状況確認時の運転者の意見だが、契約車両のフロントフェンダーに自転車の衝突痕が3か所在り、転倒したからであろうか相手方は第2胸骨骨折で4週間の入院見込みとのこと。

 現場は西東京市内で、事故時間は9:55㏂。  

既に保険会社は調査確認を終え、相手方自転車搭乗者にも面談済みなのだが、余計な想像が働くのだ。

と言うのも近年、大都市には「独り暮らしで低収入の高齢者」が多くなり、「交通事故の被害者」は生活を送る上の手段として使われることが在るのだ。

 本件事故の被災者だが、「独り暮らしの高齢者」であり、主要道路を自転車に搭乗したまま横断するからには走行する自動車を無視しない限り危険過ぎる。

しかも、線路を低速度で横断する車、しかも自転車側からすれば手前の車道を超え、左側に在る線路を超えて走行して来た車の側面に衝突したのだ。

通常の高齢者なら、「無謀(な自転車の走行)」だろう。

しかも傷病名は「第2胸骨骨折」なのだが、車の側面に自転車を当てたのだ。

「転倒した」としても、通常なら手足でカバーするだろうから「胸骨骨折」より手足の受傷だろう。

しかも、一時停止を無視し進入した結果なのだ。

 世の中には「当たり屋」と言う言葉が在る。

交通事故で4週間入院し、通院期間が3か月程度の慰謝料は40~50万円になる。

入院中の食事代(病院食)は自己負担が無く、「胸骨骨折」は手術を要しないので、病院で安静していられるのだ。 

「当たり屋」と断定はしないが、死亡に至れば遺族には高額が入る「手口」なのだ。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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