暫く前のことだが、パート先の皆さんが昼食にお弁当屋から配達されるお弁当を食べていたので、「ご飯を自炊した方が美味しいし、楽しいんじゃない」と提案したら僕が炊くことになったのだが、オリーブ専門店「パワジオ倶楽部」から送られたチラシに「オリーブご飯」が掲載されていたので、前橋迄オリーブオイルと新漬けを買いに行った。
『ご案内には「酒・大さじ1」としましたが、酒を入れずに(小豆島産の)新漬けの汁(塩分量5%)だけで美味しくいただけます・・・ お米は白米ですか?・・・ 玄米で炊きましたら、モチモチして美味しかったですよ。 ところで、オイルは?』
「そうなんです。 どんなオリーブが良いか判らないので、教えて頂ければ・・・」
「そうですね。 香りを楽しむのでしたら・・・このオイルがお薦めですねェ」
何種類も在る棚から取り出されたのはスペイン産「アルベキ-ナ」だった。
買い物を終えて庭に出ると、オリーブ栽培を担当している荻原氏が居た。
「オリーブ栽培が盛んな南欧は、土壌がアルカリ性で岩盤が多く水はけが良いのに比べ、日本は酸性土壌で真土、多湿。 オリーブが盛んなヨーロッパに比べ真逆な状態なので、ヨーロッパと同じように育てるには土質を変えなければダメなんですよ。 だけど、広い土地(の土壌)を変えるには大変なので、鉢植えが良いんですよ」
荻原氏は前橋で20年以上(日本での)オリーブ栽培にチャレンジしているのだ。
「だから、日本で穫れるオリーブの実は「多湿の」オリーブなので、南欧産に比べて味が薄いのかなあ・・・」
オイル化時には水分が入らないのでは(?)と思うのだが・・・
新オイルの入荷は来月になると言う。
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