最後への覚悟

 名古屋市千種区で、事務員と2人だけの「在宅医療クリニック」を開業する杉本由佳医師は、16年前から地域の24時間在宅医療に取り組んでいる。  日々の杉本医師の活動を取材したドキュメンタリーラジオ番組「最後への覚悟」は、55回ギャラクシー賞を受賞した。

 超高齢社会の日本は今、全人口の4分の1が65才以上となり独居世帯が増えていて、厚生省の27年度調査では、65才以上の高齢者世帯の内の半数がひとり暮らしの独居世帯-だそうだ。

そのため国は、2025年頃から「介護・医療費等の社会保障費が急増」することを懸念し、病院のベッド数を最大20万床削減し、手厚い医療を必要としない入院患者を在宅医療への転換を計る。   所謂「2025年問題」だが、この杉本医師の取組は僕の住む「町づくり」に参考になる。


 ところで米中貿易戦争だが、国のリーダーに相応しくないトランプを大統領に選んだ米国は、負のスパイラルに陥った-

と言える。 

アメリカの対中赤字が3360億ドルと大きく、ここに高い関税が掛かることで輸出が減退する中国が、アメリカからの輸入額に関税を掛ける報復合戦では先に白旗を挙げるかと言うと、そうでもないらしい。

その最大の理由が、「トランプの任期」だ。  長くても後6年だが、習近平は時間を掛けて対抗策を出してトランプ支持層に「旨味」を感じさせないどころかマイナス意識を与えようとする-のだ。

先ず、トランプの支持基盤であるアイオア州などからの大豆輸入を制限し、ブラジル等に切り替えたのだ。 共和党の強い地盤であるアイオア州は「コーンベルト」の中心であり大豆の主産地なのだ。

 次に産業用ロボットや半導体だそうだ。

「中国製造2025」を重点政策に上げた中国は、アメリカを揺さぶるだろう。

先日、日本自動車工業会は中国自動車工業協会と自動運転などの次世代車の技術開発で協力する覚書を結んだのだ。  アメリカの同盟国の取り崩しをも狙ったのだ。

 戦争とは何か?

古典的な戦争は今地域紛争など限定的になったのだが、「ぐうの音も出ない」経済戦争こそすべきでは無いだろう。

 最後に、

伊調 馨が12月の全日本選手権への出場権を得たことを祝す。

リオ5輪以後、現役続行か引退かを含めパワハラ問題も起こり、試合どころか練習にも事欠く状況の中、今日行われた全日本女子オープン戦576キロ級で圧倒的な強さで優勝したのだ。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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