きょうは秋分の日

 「2:00㏘に帰って来てね!」

いつもの通り昼飯を食べに行こうと支度を始めると、女房が言った。

12:15分に蕎麦屋「山富貴」に着くと駐車場は半分位の空きが在ったので、何時もの席に座る積りで店に入ったが、

「いらっしゃいませ! 申し訳ないんですが、座敷でも良いですか?」

6席あるテーブル席は満席で、座敷も1席しか空いていなかったのだ。

何時もと様子が違っていた理由が直ぐに判った。  墓参に家族連れで来られての食事会なのだ。

新聞を読んでいると、意外に早く「更科蕎麦」が来た。 付け出し1品は「白子のポン酢」だったが、早々にいただき「ほっと」に向かい、13:45分に帰宅した。

 今日は曇り空だったので、「日の出日の入り」が実感出来なかったが、データでの我が町の日の出時間は「5:31」で日の入りが「17:39」とのこと。

まあ、「秋分の日」だ。

 14:00に実家に行き、実家の家族と徒歩で10分の墓地に行くと、持参した生花を活け線香をあげるのだが、疑問が浮かんだ。

『実家の墓は、20世帯以上の、全て同じ苗字の墓の墓地だが、信仰する宗教は家ごと異なる(キリスト教徒も居る)にも拘らず、何処の墓も皆同じように墓前に生花と線香を上げているのだ。

仏教徒でも宗派は様々なのに、皆「西方浄土(さいほうじょうど)」なのか?』

 実家に帰宅すると僕の前にビールが運ばれ、テーブルに料理が並んだ。

ほとんど手料理だが「おはぎ」が並んだ。 

「おはぎ」はもち米とうるち米を混ぜ蒸し上げてから丸め、漉し餡や粒あんをまぶすのだが、春に蒔き秋に収穫した農産物を先祖に上げるものだから、黄な粉でも良いのだろうし芋でも良いのだろう。

だが、現実は近くの和菓子屋から調達した「おはぎ」なので、既に食べているのだ。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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