台風22号がフィリピンを、ハリケーン「フローレンス」がノースカロライナ州を襲い過去最大級の被害が想定され、更なる被害をもたらそうとしている。
今、これ等の熱帯低気圧が起こる北緯25~30度の海上では、何が起こっているのだろうか?
専門家に因ると、低気圧の発生が多くなっているのでは無く、その「‟大きさ”が大きくなっている」のだそうだ。 産業革命以後の温暖化はそれまでの温暖化の進捗度の数倍であり、自然との闘いはさらに厳しい時代となるのだろう。
先日の21号台風は「平成最悪の水害」(死者200名以上)となったのだが、51名の死者を出した岡山・真備町同様、堤防が決壊し住宅の3割以上(2,231棟)が床上浸水した岡山市平島団地は、浸水の深さが最大2.5mにもなったにも拘らず人的被害が全く無かったのだ。
夜間の浸水急襲から逃げることが出来なくて高齢者が亡くなった真備町同様、平島地区でも同様な条件下に在った筈なのに・・・。
岡山市消防団の分団長の西岡氏は土手の決壊後、団員3人と直ちに消防車で地域を回り、スピーカーで垂直避難(1回の人は2回に避難)を呼び掛けた。 「平屋に高齢者が取り残されている!」の声に現場に急行し救出。
勝手一つの村だったことも在り、コミュニティの結びつきも強い土地柄でも在った平島地区。
住民同士での‟共助”意識が、自宅から30m離れた家に80才代の女性が一人暮らしをしていることを知っている豊田さん親子が駆け付け、負んぶして2階に避難させたのだ。
勿論、水が引けた後の大変な復旧作業は残っているのだが・・・共助と言う訳にはいかないのだろう。
さて一昨日、孫娘が久し振りに我が家に来てくれた。
来月から10か月間、イラン第3の都市「エスファハーン」のエスファハーン大学に留学するので報告しに来たのだが、資金調達(餞別)のためなのだろう。
何れにしても初孫で、生まれて間も無い頃から気に留めて来た孫であり、女の子なので心配が先行するが、それもこれも成長の糧-だと心に終う。
現在のイランは宗教的なルールが厳格なので治安は良いのだが、女性は「頭髪を見せる」ことは禁止で、「肌も見せ無い」服装が必要なのだ。 だから、頭髪はスカーフで覆い、ジーパンでお尻が隠れるマント着用。 外国人は銀行口座利用が出来ないので現金所持なので、闇両替屋は厳禁だ。
また、ジーパンを穿く理由はトイレだ。 日本のような便器は殆ど無いのだ。
兎に角、来年7月の「帰国祝い」を約束した。 馴染みの「上越館」を予約しなければ・・・
0コメント