蝉(せみ)

 酷暑が続く中、パート先の仕事を終えコーヒー店「ほっと」でコーヒーを飲んでいると、セミの声が聞こえて来た。

「あれ!  これはセミの(鳴き)声だよねえ・・・?」

裏の山の方から聞こえて来たセミの声は、ニイニイゼミだ。

「久し振りだなァ」と言うと、店の女将が、「ここに来て、セミの声を初めて聴きました・・・蝉の声って、五月蠅いですよねぇ」と言う。  この店は5:00㏘には閉じてしまうし、店内に居ると蝉の声に気付き難いのだろう。  

そうなのか(?) セミの声って、ウルサイのか・・・

「でも、セミって成虫になってからの寿命は短いので・・・、一生懸命鳴くんだよ!」

「あっ、そうですね!  1週間位ですものね!  ウルサイと言ってはダメですよねえ」

 そうなのだ!

セミの一生は卵の翌年の梅雨時に幼虫になって地下に潜り、3年から17年も地下生活をして或る日の夏の夕方、羽化をして蝉になり、トキを語るように1か月の間鳴き、天敵のスズメバチや人間に捕獲されなければ交尾をして一生を終えるのだ。

だが、メスは交尾を1回しか出来ないので、オスの30%以上は交尾も出来ずに死んで行くのだ。

儚過ぎる、セミの一生。  

ドナルド・トランプには「セミの気持ち」は解かんねえだろうなあ・・・

 TV番組を見ていると、「歳を取ると、1年が早いンダヨ!」と言っていた。

そうかなア?  「今日のスケジュール」を熟していると、一日一日が楽しいよ!

 話は変わるが、昨日は飯能に在る「子の権現」天龍寺へ行った。

足腰守護の寺だが、標高が640m位あるので、境内で感じた風は涼しかった。

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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