白い紫陽花

 「ほっと」でカレーセットを注文したとき、1台駐車場に停まると夫婦らしき男女が入店し、店主との会話が始まった。

「越生町のアジサイ街道に行ったのですが、あまり見るところが無くてガッカリだった・・・」

狭い店内での会話、なので余計なお世話をした。

「地元の人たちは頑張っているんですけど高齢化と人手不足、雑草除去位しか出来ないんですよ」

 店に入るまでのウッドデッキ脇に咲くアジサイに話題が行くと、店主がアジサイの剪定をすべく外に出たので、またひと言。

「切り花を(飾って)楽しんだら、花を落として挿し木にして下さい。 挿し木用土はホームセンターに在りますし、挿し木の箱を幾つか用意して用土のPH(ペーハー)を変えますと花の色の変化が楽しめます・・・ちょうど今頃が挿し木の時期ですから」

朝霞市から来たと言う二人。

自然を楽しんで下さい。 自然に親しんで下さい。

 紫陽花は「七変化」と言われる花で、様々な色合いの花が楽しめるが、梅雨の時期に楽しめるアジサイは「西洋アジサイ」で、日本原産の「ホンアジサイ」をヨーロッパで品種改良され逆輸入された品種だ。

 「ホンアジサイ」には赤や青、紫色が多いが白い色は「西洋アジサイ」で、品種名では「アナベル」だが、それ以外には「シュガーホワイト」が在る。

「シュガーホワイト」はどんな土壌でも白い花を咲かせ、花びらがフリルのようで女性に人気が在る。

昔、草津に通っていた頃、関越道の渋川ICを降りると、国道17号沿いには白いアジサイの花が迎えて呉れていた。  渋川市の花は「アジサイ」で、白いアジサイ「アナベル」だった。

帰路、ときがわ町の「花菖蒲園」を見に行った。

昔の玉川村役場を「ときがわ町役場」に改装し、その西側を流れる槻川沿いに「花菖蒲園」をつくったのだ。 

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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