ふたつの喫茶

 今日は久し振りに喫茶店巡りをした。

1軒目は日高市高富の「去来庵」。  実際は喫茶店では無く「陶芸ギャラリー」で、店主の人格が詰まった店なので、店内には普段から作品(自生食物のジャム、陶器や着物生地のリメイク品など)が所狭しと並んでいるが、先週からは店主の母親が75才から制作を開始した「手づくり農民人形」の展示をしている。

 その上、店主の手づくり食事は美味で安価。 使用する食材は自ら採取し下ごしらえするので料理家でもあり、(昭和以前の)女性の鑑的存在なので来客も女性が多い。

 今日見えた女性二人組の新客2組も、「知人から(去来庵の様子を)聞いて、来てみました」と言っていたが、「飯能市から来た」組の客は「和服を持っているが、買って欲しい」と言い、もう一組は「食事は美味しかったが、料金が安過ぎる」と言っていた。

 店主はお決まりのように、

「お客様が美味しいと言って喜んで食べて呉れるのがイチバンで、それだけで良いんです」なのだ。 

 いつもならこれで帰宅し散歩なのだが、陽射しも強かったので家を通り過ぎ、鳩山町の喫茶店「サンセット」へ久し振りに行った。

店内に入ると高齢の女性客が居て、「あたしゃ、千葉の生まれで騙されてゴルフ場のキャデイになり、アッチコッチのゴルフ場でキャデイをし、ゴルフもお客さんに連れてってもらった。 ヤクザも組長位になると羽振りが良かった」などと言っていた。

 ここの女性店主は自らの経験を生かし、聞き上手なのだろう・・・時々合の手を入れるようにしていた。

 3時を過ぎたので帰宅し、散歩に出た。  

毛呂古酒's Ownd : 閑話休題

世間的には後期高齢者と言われるが、今暫く閻魔様にはお茶でも飲んでいただけるよう頑張ってみようかな?

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