「・・・優しき人は 今いずこ 教えておくれ」
可憐なバンドゥ―ラの響きとナターシャ・グジー本名Nataliya Guziy(ナタリア・グジー)の透き通った歌声を90分間、目の前で聞き入れて来た。
初来日は「16才のとき・・・」で来日23年目だそうで、我が町へは3度目らしいが、演奏終了後にナターシャの流暢な日本語によるウクライナ支援のための「来日10周年記念アルバムNataliya2」を購入、サインをして貰った。
自己紹介に拠れば、
『1986年4月26日6才のとき、父親の勤務先チェルノブイリ原子力発電所から1.3㎞位の地に住んでいて、爆発が起きた時間も外で遊んでいたが、行政側から「一先ず3日分の食料だけ持って退避するように」と指示されたが、半年経っても10年経っても今になっても戻れません。 戻れないどころか、家は形も影も無いでしょう。 本名はNataliya(ナタリア)で、ナターシャは日本流で言えば「なっちゃん」デス・・・』
今は仙台に居る孫娘・なつ実も、呼び名は「なっちゃん」で、帰宅後早速lineでメールを送信したが、現在のナターシャはウクライナを背負って日本で支援活動をしているのだ。
孫娘はイランに留学しペルシャ語科を卒業したが、今は自分の(幸せの)ためだろうか彼氏との生活に邁進中だ。
マア、ヒトはそれぞれ、自分の進む先を探し探して行くのだ。
振り返るときが来た時、偶々誰かに似通ったコトが在れば、何かしら参考になるかも知れない・・・
0コメント