「こちらは今までと同じ『挽きぐるみ』ですが、これとコレは栃木の蕎麦粉ですのでコソバユイかも知れませんが、後で感想をお聞かせ下さい」
寒冷前線の影響で午前中から雨模様の中を「山富貴」へ行くと、テーブル席まで社長が「三種盛り」を持って来て、食味を聞きたいと言う。
「山富貴」は、修行した上田市「おお西」の指定製粉業者・高山製粉から取り寄せた蕎麦粉を使用しているが、練馬区に在る宮本製粉のそば粉も使用していて、玄蕎麦は高山製粉が長野産で宮本製粉は多くが北海道産だが栃木県産や茨城県産も扱っているらしく、「栃木県産で打ったので、食味をして呉れ」と言うのだ。
盛られた三色の蕎麦は、一見してそれぞれの色は異なっていたが、栃木県産だと言う蕎麦を摘まんで食べてみると特別に違いを感じなかった。
サテ、困ったぞ・・・ 何と応えたら良いかナア・・・ 女将が来て、社長も来た。
「大変美味く頂きました。 事前に『栃木県産』と聞いていたもんですから意識したのですが、どちらも滑らかで見た目ほど違いが無く、(社長が)捏ねていたときの風味、打っていた時の感覚は、僕が運ばれた蕎麦を食べるときには殆ど無くなってしまうので、困ってしまうのです。 粉屋(製粉業者)も美味しく食べてくれるように粒子を細かくしますし・・・」
蕎麦は、(麺をつくる)打ち手が楽しむモノで、食べ手の楽しめる部分は、(麵では)喉ごし位なのだ。
敢えて言えば、嫌なモノには敏感だが、好ましいモノは安心してしまうので鈍感なのだ。
話しは変わるが、
我が家の前の畑に、キジが一羽居た。
毎年春になると4,5百メートル離れた雑木林から出て来ていたが、大きな倉庫が雑木林に建設されて居場所が無くなったのではと心配していたのに・・・
佐々木朗希投手が、11日のWBCチェコスロバキア戦でチェコチームのエスカラ選手にデッドボールを当ててしまったが、今日13日、お菓子などを持って改めて謝罪に行ったとのこと。
勿論、試合中に佐々木投手は謝罪していたし、一塁手の山川穂高も一塁に来たエスカラ選手に謝罪の声を掛けていたのだ。
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