今日は風が無く暖かい日だったが、奥のテーブル席に座ると早速グリーンティが出されたので、「いただきます!」と言いながら茶碗を掴み手を温めた。
やがて、いつものように甘酒が出て一口飲むと、「里芋とコンニャクの甘味噌和え」「人参等根菜の白和え」と「ロールキャベツの白出汁スープ」が出て来た。
「温かいうちに食べて下さいネ。 ロールは食べ易いようにカットしてあります。
スープはコンソメを使っていません」
と言われ、料理を作ったことが無い入れ歯の僕は、早速ロールキャベツを口に入れた。
この処入れ歯が緩んで来たので、歯科医院に行かなくては・・・と思いつつも、何とか嚙めているが、どちらかと言うと歯を数回上下して飲み込んでいるのだ。
別席の客から、「柔らかくて嚙ま無くても食べられますね」との声に反して、キャベツの芯にも包丁を入れて呉れると嬉しいナア・・・と、心の中に小声が持ち上がったが、スープの美味しさに打ち消された。
また、手造りだと言う「コンニャク」を頬ばると、イヤイヤ、これ又久し振りの柔らかい蒟蒻だぞ! 昔、草津に通っていた頃の、子持村の蕎麦屋で食べた「コンニャク」ではないか! 「手造り」と言うから、テッキリ上野村(群馬)で食べた、燃やした木の灰を使って作った歯ごたえのある蒟蒻だと思ったら、真逆だった。
メーンデッシュは「十六穀米で炊いた小豆ご飯」で、主菜が「イカめし+高野豆腐の煮物+ポテトサラダ」だったので、今日はご飯をいただく前に満腹になってしまい、暫く振りに「持ち帰り」になってしまった。
話しは変わるが、
コーヒータイムのとき、手づくり中の「文旦のピール」を戴いた。
店内で乾燥中のピールだったが、
「コレは『上白糖』で煮詰めたピールですが、こちらは『三温糖』でつくったので色が大分違います」とのこと。 確かに三温糖で作ったピールは黄褐色(カラメル色)で、甘味が濃くお菓子の様だった。
三温糖はカラメル色素が在るので、「他の砂糖と比べてミネラルが豊富」と思われ勝ちだが、上白糖やグラニュー糖などの白砂糖に比べればカリウムやナトリウム、カルシウムなどを多く含んではいるが、全体に占めるミネラル分は極僅かで、どちらが健康に良いか?などと比較する程では無いとのこと。
更に「砂糖」と言えば日本では上白糖を利用しているが、世界的にはメーンはグラニュー糖だそうだ。
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