きょうは2:00p.m.に💈(理髪店)の予約日で、午前中はノンビリ出来ると日向ぼっこでTV番組を見ていたが、あっと言う間に11時を過ぎたので身支度をして「山富貴」へ向かった。
ホールに入ると先客は3組居たが何時も座る席は空いていて、(読売)新聞も置いて在ったので、ナニゴトも無い素振りで座り新聞を見始めた。
一面の「編集手帳」に、
「常識」という言葉は、150年前には誰も知らなかったらしい。 国語学者の飛田良文さんの著書「明治生まれの日本語」に教わった。
ー 英語のcommon senseが日本に入り、明治期の辞書には「常識」の他「普通感、普通感覚」と言った訳が並んでいるそうだ。 国としてのロシアの振る舞いに背筋が寒くなるのは普通の感覚では余りに受け止め難いからだろう。―
明治維新は江戸時代までの鎖国社会をガラリと変えた大転換期だったと書物などで見聞した積りだったが、焦点を「言葉」に当てた「明治生まれの日本語」に拠れば、
「家庭」「恋愛」「個人」「常識」「科学」と言った言葉も江戸以前には無かったらしいが、150年なんて3,4世代前のこと。
僕の曾祖母は大転換期を過ごした安政年間の生まれだったが、子供の頃、明治維新の話を聞いたことも無かったので今更だけど聞きたかったナア・・・
で、コーヒータイム後に坂戸市に在る「加藤理髪店」に入り、世間話をしながら1時間も掛からず終わった。 マア薄くて僅かしか無い髪だが、カットし髭を剃る位でほとんどが「世間話」が目的なのだ。
帰宅すると4:30p.m.から散歩に出掛けると、間も無く近所の一世代前の先輩に出逢った。
杖を突いて、よぼよぼとした姿だったが、以前に会ったときの顔では無く親父の終末期の顔みたいで、会話もソコソコに別れた。
田圃道に入ると、日光連山や男体山、女峰山が少し霞んでいたが見えた。
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