隣町と当町の、自民党支部合同の選出衆院議員の国政報告会に参加した。
何時もの通りだが、肝心の議員の報告以前に、「ご紹介を賜りました××でございます。 私に与えられた時間は4分と言うことで・・・」と始まるひな壇に並んだ面々の、「どうでも良い挨拶」が続々と続き、「あんた等の顔を見るのも飽き飽きだよ! 国政報告を聞きたいのだから早々に引っ込みな! 司会者の紹介だけで充分だよ」と心の中で叫んだが、ひな壇の挨拶は1時間以上も続いた。
議員は、政府内では財務副大臣、法務大臣政務官兼内閣府大臣政務官。
議会では、法務委員会、安全保障委員会、政治倫理の確立及び公職選挙法改正に関する特別委員会の理事、 財務金融委員会委員
党内では、国会体策副委員長、国防部会長、法務部会長、科学技術イノベーション戦略調査会事務局長代行の他「日豪国会議員連盟」事務局長、「日本フィリピン友好議員連盟」事務局長等々
44才で、当選4回の大いなる期待の衆院議員だ。
財務副大臣として、金融政策決定会合等で活躍するアベノミクスの中心的推進役。
国防関係では、「マスコミは北朝鮮問題に踊るが、中国の動向こそ重要」との見方。 (賛同)
議員の出身校であるハーバード大学ケネディスクールの初代院長グレアム・アリソン教授著「開戦前夜」で言う「新旧大国を衝突させる歴史の法則と回避のシナリオ」通り、日本は今「アメリカの核の傘」を残しつつ、「対中国政策を明示」する時代に突入したと言えるのだ。
又、日本は「科学立国」では在ったが、量的に中国に追い抜かれた現状に、国家づくりを改めて考える必要が在る-と言う。
今話題の野党だが、国家観さえ定まらず揺れ動いている中で、自民党は与えられた役目を地道に集中する。 役目を熟す中で議員としても磨かれ、次の椅子が待っているのだ。
多くの国民(選挙民)は、議会議員として相応しい人を議会に送りたいのだ。
一部の地方議会議員には、今でも議会議員として相応しくない言動を起こす者が居るが、国会はそんな暇は無いのだろう。 雛壇に居ても、気付けばメモを取る実直さ。
報告会が終わって一番先にホールの出口に向かうと、既に議員が待っていた。
握手をした。
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